タイムワープ [母校]
09/08/15(Sat)
この秋に母校が同一県内の他校と合併して、その名前が消えてしまうと聞きました。
卒業して25年近く・・、何だか4半世紀近く同じ名前の学校が存在したのも不思議であり、また一方でなくなってしまう寂しさもあり、何十年かぶりに母校を見に出かけてみました。
国鉄の駅はJRとなり、気動車が煙を吐きながら走っていた線路上には電線が走り(オイ、土讃線はまだだぞ!)、町内はバイパスが整備されたり、高知から片側2車線の自動車道で何の苦もなく小1時間で行けたり、あぁ25年ってすごいなぁと思いながら母校の前に立つと、しかしそこには25年前となんら変わりのないワイヤーアンテナの大鉄塔の建った校舎やら、グランドやら、寄宿舎やら・・、ん~~ん何だろうあの頃と少しも変わらない風景に自分がタイムワープをしたような、あぁそれでもってここには嫁あり子供ありの45歳のおっさんが立ち尽くしていたりして、時空のねじれに身がねじれそうな・・。
あの寮から学び舎に夢と希望を抱いて暮らしていた頃、それでも卒業の頃には国鉄の青函連絡船やら電電公社の銚子無線局やら三光汽船やら少数ではありましたが通信士の求人があったりしました。わずか25年であるのに、やっぱり25年ってすごい歳月であることを感じざるを得ません、そりゃぁ統合されるはなぁ、今や通信士って職種がないもん・・。
そういう意味では自分に先見の眼はなかったでしょうか・・、5年間一生懸命学んだことの大部分は今や活用されない時代になってしまいました。まったくこんな辺鄙な学校でコツコツモールスやるより、都会の学校で華やかな大学生活とやらをエンジョイしてたほうがよっぽど良かったような・・、そんな思いさえもします。
それでも後悔って言葉は一つも思い浮かびません、そんなあの頃でもそれはそれで一生懸命だったし、そんな過去があるから今の自分があるのだし、何より自分が自分でそれを選んできたのだから・・。決して順調万般ではないけれど、今ある自分はそういうことの一つ一つの積み重ねでそうあることだと思うのです。そして我が身一つだけで今があるわけでなく、あの頃の恩師やら、同級やら、先輩やら、後輩やら、多くの人に支えられ、助けられて今の自分があることが、ここにくると身に染みてわかります。
悲しいかな・・、永遠ってことはないのだと思います。永遠にモールスを教育し続けなくても、南極であろうが太平洋のど真ん中であろうが誰もがどことでも安易に言葉を交わせることはすごい進歩です。ここで学ぶ後輩たちには特技に頼らない永遠を考えて欲しいと思います。古い伝統に固執することなく、新しい英知を期待しています。
この秋に母校が同一県内の他校と合併して、その名前が消えてしまうと聞きました。
卒業して25年近く・・、何だか4半世紀近く同じ名前の学校が存在したのも不思議であり、また一方でなくなってしまう寂しさもあり、何十年かぶりに母校を見に出かけてみました。
国鉄の駅はJRとなり、気動車が煙を吐きながら走っていた線路上には電線が走り(オイ、土讃線はまだだぞ!)、町内はバイパスが整備されたり、高知から片側2車線の自動車道で何の苦もなく小1時間で行けたり、あぁ25年ってすごいなぁと思いながら母校の前に立つと、しかしそこには25年前となんら変わりのないワイヤーアンテナの大鉄塔の建った校舎やら、グランドやら、寄宿舎やら・・、ん~~ん何だろうあの頃と少しも変わらない風景に自分がタイムワープをしたような、あぁそれでもってここには嫁あり子供ありの45歳のおっさんが立ち尽くしていたりして、時空のねじれに身がねじれそうな・・。
あの寮から学び舎に夢と希望を抱いて暮らしていた頃、それでも卒業の頃には国鉄の青函連絡船やら電電公社の銚子無線局やら三光汽船やら少数ではありましたが通信士の求人があったりしました。わずか25年であるのに、やっぱり25年ってすごい歳月であることを感じざるを得ません、そりゃぁ統合されるはなぁ、今や通信士って職種がないもん・・。
そういう意味では自分に先見の眼はなかったでしょうか・・、5年間一生懸命学んだことの大部分は今や活用されない時代になってしまいました。まったくこんな辺鄙な学校でコツコツモールスやるより、都会の学校で華やかな大学生活とやらをエンジョイしてたほうがよっぽど良かったような・・、そんな思いさえもします。
それでも後悔って言葉は一つも思い浮かびません、そんなあの頃でもそれはそれで一生懸命だったし、そんな過去があるから今の自分があるのだし、何より自分が自分でそれを選んできたのだから・・。決して順調万般ではないけれど、今ある自分はそういうことの一つ一つの積み重ねでそうあることだと思うのです。そして我が身一つだけで今があるわけでなく、あの頃の恩師やら、同級やら、先輩やら、後輩やら、多くの人に支えられ、助けられて今の自分があることが、ここにくると身に染みてわかります。
悲しいかな・・、永遠ってことはないのだと思います。永遠にモールスを教育し続けなくても、南極であろうが太平洋のど真ん中であろうが誰もがどことでも安易に言葉を交わせることはすごい進歩です。ここで学ぶ後輩たちには特技に頼らない永遠を考えて欲しいと思います。古い伝統に固執することなく、新しい英知を期待しています。
2009-08-15 03:10
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コメント(4)
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学校の合併ってどうなるのかな、と思いましたが、「xxキャンパス」という形で 校舎などなどは存続するのですね。
でも、HPは 慌てて統合したらしい様子で、リンクが切れていたり、Not Foundになったり、、、もう少し経てば落ち着くでしょうが。。。
by JA1BML (2009-10-02 09:24)
Hiroさん、お久しぶりです。
合併と言う話しも急でしたが、合併でも残ると言うことが一卒業生とすれば嬉しいのですが、昨今の情勢を見るとどうなのやら・・?学生数が減る中で同一県内で2校存在というのはなかなか難しいと思いますが・・。
涼しくなりましたので、またQRVしたいと思います。CUL!
by TOL (2009-10-02 21:52)
御無沙汰です。
合併ですか、、、大学でさえそういう時代ですもんね。
あの頃の未来に今立っているのか?と誰かの歌ではありませんが、最近よく考えるようになりました。良くも悪くも、自分自身以外の事でどうしようもない事ってあるんだなと感じる事も多くなりました。
空港に行く度、当時の事思い出します(^^)。
もちろん、選択に後悔はしていません♪
by I井 (2009-10-02 23:15)
I井さん、ご無沙汰してます。
先日某クラブのOB会の写真を見たら、卒業以来25年ぶりの同級生は髪の量やら体型やら全く別人、宇宙人で大変ショックを受けました(笑)。当然私も変わっているのでしょうが、何だか本当に「おっさん」なんだと認識させられ落ち込みました。
は、は、しゃあない、しゃあない、で、おっさん同士でなぐさめに、また飲みに行きましょう(笑)
by TOL (2009-10-03 11:41)